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10/26
心打つ生き方の大田垣連月さん
今、冨田屋のお茶室「楽寿」の床には幕末を代表する女流歌人「太田垣連月」の
お軸が掛かっています。
77歳の連月さんが静かな山里の風情を詠んだものです。
   
   「山里は松の声のみ
     聞きなれて 風吹かぬ
      日は寂しかりけり」

連月さんは先日行われた時代祭にも若き姿で登場している程の有名人ですが身内の人と次々に死別し、天涯孤独の身の上だったにもかかわらず
あらゆる分野に秀でた才女で、いつも周りには彼女を慕って人が集まり誰にもやさしく、自らは清く生きた人でした。
晩年は西加茂の神光院で過ごしたとの事。
そんな彼女の心根を物語るエピソードとして、流血事件が連日のように起こる政情不安な幕末、80歳近い連月さんが征東に向かう西郷隆盛に渡した歌が皇幕両軍敵味方の多くの人の心を動かし「同じ御国の御民」という信念から無血江戸城明け渡しの一因にもなったという話があります

   「仇味方 勝も負くるも哀れなり
      おなじ御国の人と思えば」

(信念の人というか、、、連月さんのやさしさが胸にじ〜んときてしまいました。この話皆知ったはるのかな〜?)

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10/24
「つわぶきが」咲きました
町家の中庭に「つわぶき」が黄色い花をつけました。
「水引草」の小さな花と共に町家の秋の庭をいろどっています。
およそ130年前、この庭が出来た時に植えられて以来、途切れることなく毎年秋になるときれいに咲いて私たちの目を楽しませてくれています。
(先代も先々代の方達も大切にして楽しんではったんやな〜)
冨田屋の「つわぶき」は葉っぱに斑点のある斑入りのもので、昔から町家の庭に好んで植えられたとか。
いつも感じることですが、冨田屋のお庭の年を重ねた草木には何か神々しさがあります。
蔵の神様だけではなく、お庭の草木達もずっとこの家を守ってくれているのかも、、、、、、、

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10/22
竹田流弓馬道  笠懸神事
10月21日午後一時より上賀茂神社で笠懸神事が行われました。
800年間も途絶えていた神事ですが、一昨年より復活され今年で三回目です。
笠懸というのはもともと戦の折兜武者の急所である顔面を狙い、敵将が顔を上げたり振り返ったところを一矢で仕留める技を修練する為のもので、木曽義仲公、新田義貞公、平将門公も顔面に矢を受け戦死したといいます。
毎年5月3日に下鴨神社で行われる流鏑馬と同様古式ゆかしい装束を着けた射手が馬上から的に向かって矢を射るのですが、的に高低がありしかも左右にあるのが特徴で、流鏑馬より難易度が高く勇壮です。
的は板の他、糸で吊るされた直径10センチ程の土器もありこれに矢が命中するとパア〜ンと割れて中から紙吹雪が舞い出てきます。
馬上の射手が矢を放つ度に観客から歓声があがり、見事に的に命中すると拍手喝采で盛り上がります。
今年は初めて女性の射手が出場し、長い髪をなびかせての笠懸姿はことのほか美しく人気ナンバーワンでした。
(じっと立っていても矢を的に当てるのは難しいと思うのに、馬上から、しかもその馬は思いっきり走っているんです。 すご〜い!!)
上賀茂神社では木彫りの馬がおみくじをくわえたものが授与されています。


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10/18
風炉の名残の茶会
お茶会というのはお菓子やお茶の味を楽しむのは勿論ですが、季節感とおもてなしの心が一番重視されています。
そして招かれたお客様も亭主の心配りに答え、一期一会を大切にひと時を共に過ごすものです。
その心配りの一つに、5月から10月まではまだ少し暑いので、お客様の席から少し離れた位置に風炉という火床を置いて釜にお湯を沸かしますが、11月から翌4月まではお客様の席近くに炉を切って釜を掛けます。
毎年10月はちょうど11月の炉開きを控えて釜の位置を少しだけお客様の近くに移動した「中置」というしつらえでお手前をします。
微妙な季節の移ろいを感じることの出来る日本ならではの心配りではないでしょうか?
この「中置」の茶会を「名残の茶会」といいます。
そして11月になると炉に炭を入れ、「炉開き」をします。
炉開きは茶人にとっての正月ともいえる行事ですので、おぜんざいを頂いたりしてお祝いをします。

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10/06
萩の花が満開です
中秋の名月も過ぎやっと涼しくなってきました。
大宮通一条下る東側に「名和長年公忠節碑」というのがあり小さな神社?(鳥居があるので)のようになっています。
「名和長年公」というのは、鎌倉時代末に隠岐の島に流された後醍醐天皇の隠岐脱出の折、一族を挙げて天皇を奉じて挙兵し足利尊氏軍と戦った末大宮通一条下るの地で尊氏に敗れ、殉死した武将です。
この場所は、町家に囲まれたほんの小さな処ですが、春には桜が、秋には萩が近所の人達の目を楽しませてくれています。

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10/03
可愛いお客様
冨田屋では毎月一日と十五日に、お蔵の前に「あずき」と「お米」と「お水」をお供えしています。
この日になるとキジバトの夫婦がどこからかやって来て、半日がかりで一粒残らず食べてしまいます。お水も飲んでいるようです。(神さんの井戸のお水、有難く飲んでいるかな?)
どちらか一羽が食べている間、もう一羽は少し離れた木の枝に止まってじっと見守っています。
私たちが近くまで見に行っても食べるのを止めるだけですぎには逃げません。何か固まってしまったようにじっとしています。
「あずき」と「お米」をたいらげてお腹が一杯になると、お隣との境の塀の上で仲良く羽のお手入れ。きっと今大満足で幸せな気分かも?
又、近くで巣を作っているのか、時々は庭に降りてあちこち歩き回り小枝を拾っては運んでいきます。
そのうち子連れでやってくるかな〜!
可愛いお客様次は十五日にも元気で遊びに来てね!!

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